日系ブラジル人の帰国した子供たちへの教育支援活動
2008年、リーマンショックにより多くの日系ブラジル人が解雇され、ブラジルへの帰国を余儀なくされました。
しかし、ブラジルに帰った日本生まれの子供たちは、ポルトガル語を話せず、学校に行っても授業について行けず不登校から非行に走るケースや精神的に異常を来した子供たちが増加しました。
サンパウロにある、「教育分化連帯学会」「カエルプロジェクト」が彼らに対し、人道的見地から支援しています。
日系ブラジル人が移民してちょうど100年目に当たるこの年は、外務省でも記念事業を募集していたので、当クラブも上記記念事業を申請し、正式に認定されました。
2009年6月、「カエルプロジェクト」に多くの教材、パソコン、プリンター等、を贈呈することになりました。
将来、この子供たちが日本語とポルトガル語を駆使し、立派に成人して社会に貢献すると同時に、日本とブラジルをつなぐ“虹の架け橋”となってくれると確信し、支援を継続しています。